メッセージ

 

今、我が国は多くの課題を抱えています。その中でも若年層の雇用の問題、孤立する人々が増える「無縁社会」という状況、そして中高年を中心とした自死者の拡大など、大切な国民の生活や生命が失われていくことを憂いを感じております。 一方で、実は我が国は個人資産で1400兆円、国全体で2500兆円規模の金融資産があり、対外債権が225兆円にものぼる世界一の債権国家なのです。私はこの「日本が有数の経済大国である」という事実と、現在の社会情勢や国民生活の間の、あまりにも大きなギャップにとても違和感を感じております。 天然資源の乏しい我が国が世界の大国と渡り合えたのは、優秀な人的資源、人材が豊富だったことに疑いはありません。また、我が国には長い歴史の中で培ってきた「道(どう)」を軸に置いた伝統文化があり、その中で育まれてきた集団を円滑に機能させる「和」を基調とした姿があります。私たちは、道徳性や協調性に富んだ誇り高い国民であり、この事実こそが高い技術力の背景にあることを忘れてはなりません。

富裕層、貧困層、正規雇用、非正規雇用、勝ち組、負け組、世代間の格差、世代内の格差など、分断されてしまった我が国を立て直し、安全と安心に根差した我が国の未来をもう一度築いていかなければならない。 我が国の誇れる国民性、技術力、発想力を世界に向けて発信し、国内の経済をしっかりと立て直し、国民経済を確固たる形にする。それが立党精神にも記されている「国民政党」自由民主党の役割であり、私の使命です。

平成22年2月10日

くまがい大(ゆたか)